葉酸とは?

「葉酸」という言葉を聞いたことがある?実は、葉酸はビタミンの一種。ビタミンというと、ビタミンAやビタミンCを思い浮かべるが、葉酸は水溶性のビタミンB群の一種だ。
最初に抽出されたのはほうれん草からで、ラテン語で葉を意味する「フォリウム」から名づけられたもの。その名の通り、植物に多く含まれている。


葉酸は、体にどんなはたらきをするの?

ビタミンはほかの栄養素のはたらきを円滑に進めるための潤滑油のようなはたらきをする。人の体を車に例えるなら、炭水化物やたんぱく質が車を動かすためのガソリンであり、ビタミンは車のエンジンを動かすためのエンジンオイルに当たるのだ。
中でも葉酸は血液と関係が深く、他のビタミンB群、特にビタミンB12と一緒にはたらく。

<葉酸のはたらき>

◎その1 遺伝物質であるDNAやRNAを構成している核酸の合成に不可欠
◎その2 赤血球の合成
◎その3 アミノ酸(グリシン、セリン、メチオニン)の合成やたんぱく質の生成・促進作用がある
◎その4 皮膚の粘膜の強化
◎その5 口内粘膜の強化





葉酸不足は貧血のもと

葉酸が不足すると、体調にどのような変化が現れるのだろうか。
葉酸不足は、悪性の貧血(巨赤芽球性貧血=DNAの合成障害が原因で起こる貧血)、口内炎、食欲不振、舌炎、下痢、顔色が悪い、などの症状が現れる。

さらに、重要視されているのが妊婦の葉酸不足。とくに、妊娠初期(4週~12週)は胎児の細胞分裂がさかんな時期であり、この時期に葉酸不足を起こすと胎児に神経障害が起こりやすくなるといわれているのだ。
(妊婦と葉酸については、くわしくは妊娠中の女性にはとくに大切!をご覧ください)

また、「過剰摂取の影響は?」というと、現在のところ摂り過ぎによる疾患は現れていない。葉酸は水溶性ビタミンなので、過剰分は腎臓から尿の中に排出されるため、それほど過剰摂取に敏感になる必要はないのだ。


葉酸は、サプリメントで摂取しよう。

なぜサプリメントを薦められるの?
葉酸をはじめ、各ビタミンやミネラルは食品として摂取することが一番望ましいのですが、葉酸は水溶性ビタミンで熱に弱い性質を持っているのです。

また、400μgをほうれん草で摂取しようとすれば約1束を食べなければいけません。
これを毎日続けるのは多忙な妊娠期において非常に困難ですよね?

そのため、妊娠期においてはサプリメントでの摂取をお薦めしています。


妊娠期に必要な栄養素「葉酸」


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